短期研修の増加に対応!迅速な対応力と柔軟な提案で研修運営を支えるレンタルマーケット

トレノケート様は、ITスキルを中心とした人材育成ソリューションを提供しており、世界のITトレーニング企業としても上位20社の評価を受ける 企業です。同社が提供する研修では、受講者に対してパソコンを個別に配送するケースも多く、レンタルマーケットでのスプレッドシートによる効率的な運用が高く評価されています。今回は、トレノケート株式会社 ラーニングサービス本部の宮崎さんに、レンタルとリースの使い分けやサプライヤー選定のポイントについてインタビューを行いました。
増加する短期対面研修に対応する柔軟な機器手配
――まず、レンタルマーケットからレンタルしたパソコンの利用用途について教えてください。
トレノケートが提供する研修サービスを統括しているのがLS(ラーニングサービス)本部です。このLS本部にて、研修の実施のために必要な機材を確保しています。定期的な研修においてはリースしたパソコンを利用していますが、それだけでは不十分な場合があります。たとえば4月から6月の新入社員研修のピーク期間には、約1000台の追加機材が一時的に必要となるため、レンタルマーケットにパソコン等の機器レンタルを依頼しています。
4月~6月は通常の研修に加え、新入社員向けの研修がピークを迎えます。弊社にご依頼いただく研修の中には技術的な演習も多く、研修用パソコンや周辺機器の必要数が一時的に高まるので、レンタルという形態が便利なのです。
大量調達と高品質が決め手、新入社員研修での活用を後押し
――2024年の始めからご利用いただいています。実際にレンタルマーケットをご利用いただいてみて、どのように思われましたか?
もともとはレンタルマーケットではなく他社のレンタルサービスを利用していたのですが、必要な機器の数がどんどん増えてきました。コロナ禍後は対面形式の研修が再度増加しており、また、弊社にご依頼いただく新卒新入社員研修の人数も増加傾向にあるためです。 そのため、既存の調達先では手配できなくなりました。そこでレンタルマーケットに相談したところ、大量台数の調達も問題なく可能で、費用もリーズナブルでしたので、検討を開始しました。
まずはお試しということで、Wi-Fi機器数台のレンタルからスタートしたのですが、研修を実際に担当する講師からは非常に好評でした。以前利用していた他社のWi-Fi機器ですと通信容量の制限があり、許容範囲を超えると通信が非常に遅くなるといった制限がありました。しかしレンタルマーケットのレンタル機器にはそのような制限がなく、快適に研修を実施できました。
サービス品質が高いことを実感してからは、一挙に数百台の機器をレンタルさせていただき新入社員向け研修で利用するなど、活用の幅を広げました。
お客様の声を反映した個別配送と効率的な管理体制
――その後は、Wi-Fi機器のみならずパソコンなど他の研修関連機器レンタルもご利用いただいています。そちらを利用されてみての所感をお聞かせください。
研修機器の手配に関する作業をレンタルマーケットで対応いただける点が特に助かっています。例えば、あるお客様の研修の準備のため、お客様のオフィスではなく社員の方それぞれの個人宅へPCとWi-Fi機器を送ってほしいという依頼がありました。
こうした場合、弊社では、通常であればレンタル会社から送付された機器を研修会社である我々が個別に梱包し直し、研修受講者の個人宅へ配送する、というやり方を取ります。しかし、このお客様の場合は配送数が月に100台以上とかなり多く、私たちが個別配送まで対応するのが難しい状況でした。
他のレンタル会社大手に相談してみたのですが、このような特殊要件には対応できないとの回答でした。そこでレンタルマーケットにご相談したところ、個別配送までレンタルマーケットにて対応してもらえることになり、大変助かりました。
さらに良かった点として、他のレンタル会社ですと小分けの配送1件ごとに申込書を作成し捺印し、といったかたちで膨大な量の事務手続きが発生してしまいます。その点レンタルマーケットでは、スプレッドシートでレンタル機器の情報や出荷状況などを一元管理し、一定期間の請求分をまとめて請求いただく、というかたちで事務コストを大幅に減らす工夫をしてくださっています。
またレンタル費用の面でも、レンタルマーケットがもっとも安価でした。
スピードと提案力が築く信頼のパートナーシップ
――研修機器のレンタル先を選ぶ上で、どのような点に注意されていますか?
担当の方のお人柄やコミュニケーションしやすいかどうか、など挙げればきりがないのですが、ひとつとても大切な点を上げるとすると、行動の早さです。
お客様に研修を提供する上で、当然のことですが必要な機器は研修当日までに受講者の手元に到着していなければなりません。ところがトラブルというのはどうしても起こるもので、研修開始前日の午後になって「機器が届いていません」というご連絡をお客様からいただく場合があります。こうした際は、とにかく至急対応しなければなりません。
配送伝票の番号を確認しないと機器がどこにあるか調べられないので、まずはレンタルマーケットに問い合わせて確認を依頼します。レンタルマーケットは、このときのレスポンスがとにかく早くて助かるのです。たいていの場合、調べてみると「お客様から最初に頂戴した受講者の住所情報に誤りまたは不足があった」といったケースが多いのですが‥(笑)担当者に電話を一本入れれば問題解決する、という安心感は何にも代えがたいです。
また単純なレスポンスの早さ以外に、物事が決まるスピードが早いのも助かっています。「持ち帰って検討します」で一週間が経過する、といったことが基本的になく、何らかの検討事項があれば即日か、翌日には提案を持ってきていただけます。個別配送のときも、こちらから相談した課題に対しての解決策提案がとても早く、信頼感につながりました。
――レンタルマーケットを10点満点で評価すると何点ですか?
10点満点では9点、というところでしょうか。
総合的にはとても満足しています。これまで述べた通り、こちらからのリクエストを何でも聞いていただいて、迅速に解決策を出してくれますし、レンタル機器への信頼性も高いです。また営業担当者の方も大変コミュニケーションが取りやすく、親しみやすい方でストレスがありません。
サービスとしても細かい点にも配慮が行き届いている印象です。例えば、研修の際にもっとも怖いのが機器トラブルなので、お客様に研修をご提供するよりも前の準備段階から、社内で厳重な動作検証を行うことにしています。この検証機を最初にレンタルする必要があるのですが、レンタルマーケットはレンタル契約なしに検証機を提供してくれるので早期から動作検証を始めやすく、とても助かります。
上記のような長所が多い一方、事務手続きについてはたまに時間がかかるときがあります。重要なものはスムーズに進めていただいている印象なのですが、例えば受発注管理用スプレッドシートの細部についてレンタルマーケットの担当者に改善要望をお伝えしているのですが、なかなか対応していただけません。
‥などと最後に不平をお伝えしてしまいましたが、優先度の高い部分で適切・迅速にご対応いただいていて、有難く感じています!